ケヅクロイしながらイエヅクリ

東京で中古マンションを買ってリノベーションをしてみた記録

棚板を限りなく減らす

3回目のプラン打合せで,とうとうわたしたちは予算問題にぶち当たりました。
なんと200万もオーバーしていたのです。。。

大物はキッチンとお風呂だけであとは小物だらけの我が家はどこを削ったらよいのか最初はちんぷんかんぷんでしたが,
・玄関のベンチ収納(ブーツ履くときにちょっと座ったり,玄関小物を収納できたらいいと思っていた)
・マグネット&ホワイトボード壁(ちょっとしたメモや遊びに)
・ユニットバスの壁のグレード
・ドアのグレード
・ドアの表示錠
・電気スイッチ
・レンジフード
という大物以外に地味に棚板を減らしていきました。

例えばリビングには南側に出窓があるのですが,この出窓つづきでベンチ収納を作ります。
その結果,リビング側に飛び出た300分,部屋の角に棚板5枚くらいのオープン収納を作ろうと思っていたのですが,出窓から出っ張っているのはベンチのある床から500程度でそこから上はむしろ棚板の方が出っ張っているため,やめることにしました。
また,洗面所の洗濯機の上とトイレの上にも棚板を予定していましたが,高い位置の視界がふさがれる=狭く感じるだと思いましたので(かつ玄関脇パントリー兼収納にそれなりに収められる想定),これらもやめることにしました。

キッチンもオープンキッチンで吊り戸棚がないので,出来上がってみたらもしかしたらガラーンとした部屋だな,と感じるのかもしれませんが。

さよならアーチ,さよならパントリー

実はローン実行のために一度確定したプランについて,さらにその後1ヶ月程度時間をかけて細かい部分の修正をしました。
金額も含めて本当の最終確定になったのは工事開始後1ヶ月程度すぎた中間確認の時点。
(中間確認については別途書きますが,すでに壁は立っています)

プランニングの終盤で変更したのが「パントリー」。
元々は玄関→パントリー→キッチン,の動線が憧れでした。
ほぼネットスーパーで1週間分の食材を買い込んで一気に作りだめする我が家は,週末に結構な量の食材が届きます。
玄関から持てる分だけ持ってよいこらよいこらキッチンまで廊下を運び,仕分けて冷蔵庫外と冷蔵庫に詰める,という作業を少しでも緩和したかったので,この動線を作ることで受け取ったその手でパントリーに置いて,冷蔵庫に入れるものだけあと1mくらい移動,を目指していました。

しかも玄関からパントリーへの入り口は夢のアーチ壁希望。

ところが縦長な我が家で横幅が狭い部分がこのパントリー部分で,お向かいにいるのがトイレ。
廊下を750(これでも狭い)確保しようとすると,パントリー部分にはパントリー内の通路も含めて800弱しかありませんでした。
収納スペースとして250取ると通路は550。

最初はこれでもいいと思っていたのですが,
・少しでも部屋を広く見せるためにアーチ壁に対して垂直部分(廊下側)の壁は1400の高さにしてリビングへの視界を広げることにした
・途中でふと玄関側からはアーチ壁でパントリーが隠れているけれど,リビング側からは丸見えなことに気づいてリビング側にもアーチ壁設置
ということをした結果,パントリーはなぜか側面だけ壁が低くて,リビング側のアーチ壁が内側から見える,という不思議状態になり,もっと画期的な打開策がないか考え始めました。

そんなときに夫にちょっとしゃがませてみたところ,なんと550をはみ出ていたのです。
つまり高さ1400のパントリーの中でしゃがんで低い位置の何かを取り出そうとすると,間違いなく壁にお尻が当たることに…。
ここまできてようやくわたしは決断しました。
「さよならアーチ,さよならパントリー」

ただし,キッチン収納を諦めるわけにはいきませんので,パントリー通路の予定にしていた位置に壁付けの収納棚を作っていただき,トイレと洗面所の収納も兼ねることにしました。

ユニットバスと壁の間に20センチの隙間がある

毎日1回は送られてきた図面を見て,検討漏れの箇所がないか考えていたわたし。
ある日ふと,奥行き2100のエリアに1418のユニットバスが入っていることに気付きました。
そして取り出すユニットバスの図面。
設置奥行きは1900ということは,幅1500×200の隙間がある…?

これをどうにか活用できないかと聞いたのがまず「ニッチ」。
高さ300くらいのニッチを目線くらいで作って,ちょっとしたディスプレイにすることを考えました。
その次に考えたのが「収納」。
奥行き200あれば十分収納として役割を果たします。

ところが収納にするとドアなどの建具の関係で奥行きは100くらいしかとれなくなるとのこと。
収納したいと思っていたものを測ってみたところ,
ティッシュケース=110
・キッチンペーパー=105
・トイレットペーパー=100
・洗剤=90
・ペットボトル=90
でした。

さすがに無理があるので収納は諦めたのですが,だからといってニッチにするかというと,我が家の場合は素敵なディスプレイではなく単なる物置になりそうで,これまた却下。
最終的にはニッチはニッチでも天井から床までドーンと凹ませた大ニッチにすることにしました。
その上で,ニッチの中央にブラケットライトを一灯つけて,額を飾り,ちょっといい雰囲気にすることに。

元々は

美しいものが好きな人たち - ケヅクロイしながらイエヅクリ

で書いた通り,壁はまっすぐ,を目指していたのですが,そうでなくとも狭い我が家にこんな広い!?無駄スペースがあるなんて我慢できなかったのでした。

水回りは東リのピエスタ

床の話を続けてすると,玄関は決まってじゃあ水回りは?というお話。

1回目のプラン打合せの前にGoogle Driveのチームドライブにたくさんのイメージ写真を入れていました。
その中でも大ヒットだったのが↓こちらのお宅。

異素材を組み合わせたリフォームでファクトリーテイストを実現

剥き出しの天井。ステンレスキッチン。黒いタイルの床。ダークブラウンの家具。

とにかくキッチンをステンレスにする,という点だけを先にがっちり決めていましたので,それに合う内装を探すためにほとんど毎日通勤時間はGoogle画像検索の「ステンレス キッチン」の結果を見ていました。
その結果,どうやらステンレスキッチンを好む人々は無骨で男前?な「インダストリアル系」が目指すテイストになることが分かりました。
ですので,プラン打合せでリ社さんのスタジオに行ったときに使われていたキッチンの黒タイルを見たときに「これだ!」と思ったわけなのです。

それが東リのピエスタ。

ピエスタ(450mm×450mm) | フロア総合カタログ | 住まいとインテリア_東リ オンライン

本物のタイルではなく塩ビタイルなのに,触ると少しひんやりとして叩くとコツコツと音がする,パッと見本物と区別がつかないタイルです。
カタログベースだとなかなかどれがよいのか分からず,サンプルを取り寄せてもせいぜい15センチ四方くらいなので広い範囲で敷くとどうなるのか分からず,結局はどこかで実際に使っているのを見て「これだ!」と思えるのが一番早いですね。

サイズが600×600,450×450,300×450,100×450の4パターンあるのですが,わたしたちは300×450で馬貼りにすることにしました。

同じ用途の部分は同じテイストで,がモットーなので,キッチン・洗面所・トイレをすべて同じ素材&同じ向き&同じ貼り方でお願いをしました。

玄関はサンワカンパニーのマテリエ

玄関を広くしたい! - ケヅクロイしながらイエヅクリ

のつづき。

同じ素材で広く見せる,という当初の希望に変更はありませんので,結局はオールフローリング→NG,オールモルタル→NG,オールタイル→OKとなったのでした。
ちなみにオールモルタル段差あり,という選択肢も理論的にはありえたのですが,デザイナーさんからモルタルだけで10センチ積んで段差を作るのは難しい,というお話を聞いていたので,その案はナシになりました。

オールタイルの最初の候補は黒タイルでした。
キッチンや洗面所,トイレなどの水回りも含めてすべて同じタイルで統一するイメージ。
ですが「玄関 玄関ホール タイル」などで検索しているうちに,また新たなモデルに出会ってしまったのです。
それが↓こちら。

芦屋のヴィンテージマンション、憧れのリゾート地をテーマにリノベーション

広い玄関。広い廊下。
右手にアーチのシューズクローゼット。
もう鼻血が出そうなくらいクリティカルヒットしたため,メーカーと製品名まで書いてくださったサイトに従ってググってみたら,なんとまあタイルにしてはお求め安いお値段!(いやだわ奥様おほほほ)

それがこのサンワカンパニーのマテリエ

www.sanwacompany.co.jp

とにかく初期の頃から「タイルは高いですよ!(材料的にも工賃的にも)」と洗脳されていたわたしはおずおず「これ入れられたりしないでしょうか」と聞いたのですが,あっさり「大丈夫ですよ」と言われて小躍りしたのでした。

ちなみに最終的にロゼにしましたが,光の加減や個体でかなり色ムラのあるタイルなので,実際の我が家に敷き詰めたときにどんな雰囲気になるのかは未だに未知数です。結果はWeb内覧会で!

玄関を広くしたい!

キッチンをオールステンレスにしたい!と同じくらいの要求としてあったのが「玄関を広くしたい!」でした。
私の一方的なマンションに対するイメージは「玄関が狭い」「廊下が長い」でした。
ですので,とにかく玄関+玄関ホールのスペースをゆったりとりたかったのです。

その結果,ちょっと狭いひと部屋くらいのサイズになりました。

リ社さんのプランでは通常玄関土間部分はモルタルになります。
玄関ホールはフローリング。
ただ,少しでも広く見せたいと思った私は「玄関+玄関ホールを同じ素材で固めたい」という話をしました。
そこで盛り上がったのが,玄関と玄関ホールで段差をつけずにオールモルタルにする案。

玄関入って正方形のまーまー広いスペースがオールモルタル
正面の収納も右の部屋も左に見えているトイレのドアも全部黒。
めちゃかっけーな,おい,と思った私たち。

さらには玄関入って左手に続くパントリーとキッチンまで全部段差なしでモルタルにしてしまおう案が出ました。
もはやキッチンの掃除はデッキブラシでゴシゴシやる感じです。
玄関を挟んで左側のリビングエリアから右側の部屋へ行くときは一段下がってまた上がるという不思議構造。
デザイナーさんに「玄関右側エリアは離れみたいでかっこいいですね!」と言われてすっかりその気になった平日夜22時仕事終わりで夕食まだでハイテンションの2人,でした。

家に帰ってきて。
少し落ち着いたわたしたちは。
「いや,さすがにオールモルタルは無理がある」という結論に至ったのでした(笑)

理由は3つ。
1.もし貸すことになった場合に万人に受け入れられるか微妙
2.玄関と玄関ホール段差なしは結局そのエリア全部が泥で汚れて掃除が大変そう
3.段差なしのおうちを目指していたはずなのに,これだと段差まみれ

ではオールモルタルをやめた玄関はどうするのか。
これは次回の記事で詳細を書きたいと思います。

照明とかコンセントとかTVとかの場所

2回目のプラン打合せで電気設備図という平面図をいただきました。
ここには照明・コンセント・TV・LAN・インターホン・給湯器等々が書き込まれていて,照明スイッチをどこにするか,どんな照明か,まで書き込まれています。

照明

照明は一般的なシーリングの他に,ダウンライト・壁付ブラケット・スポットライト・配線ダクトが選べます。
基本的に居室とリビング以外はすべてダウンライトにして,居室はシーリング,リビングは配線ダクトにしてスポットライトと吊り下げを入れることにしました。

照明スイッチ

「洗面所には廊下からも寝室からも入れる」作戦は動線的にはステキですが,照明スイッチ的には悩ましいポイントでした。
出入口が2つあるということはそのどちらに抜けてもつけたり消したりできないといけなくて,気がつけば家中がスイッチだらけに。
少しでもスイッチを減らすべく,居室は基本的に入るときはスイッチ,寝るときはリモコン,にして,部屋の中にはスイッチは設けませんでした。
また,通り抜け対象になっているW.T.Cは人感にして,意識的につけたり消したりしたいとき用に1箇所だけスイッチを設けました。

コンセント

これは結構悩ましくて,実際に住んでみないとどこでどう使うかイメージができませんでした。
一人暮らしのときもそうでしたが,コンセントが少ないと電化製品の配置が限られるか,家中をコンセントが這い回ることになります。
とにかく「部屋の四方にはつける」プラス「すでに使うことが分かっている位置は手厚くする」という方針で決めました。

TV

我が家はリビングにテレビがありません。
(正確には,リビングにある私のiMacがテレビになっていたのですが,OSをアップデートして以降映らなくなり,見なくなりました)
ですので,テレビは夫の部屋だけにあります。
最初はiMacを置く場所と夫の部屋に1つずつあればよいか,と思いましたが,将来貸す・売るとなったときに「リビングにテレビが置けない!」となるとよくないので,リビングにもTVの口を設けることにしました。

LAN

LANも同様に,我が家は無線Wifiなので有線の口は不要なのですが,貸す・売るを意識して家全体で3箇所ほど空配管をお願いしました。

インターホン・給湯

この2つは正直なんのイメージもわかず,単純に「今と同じでいい気がする」と思って場所を決めました。
キッチンがペニンシュラなのですが,壁側がシンクなら壁側に給湯,も考えられたと思いますが,廊下側がシンクなので廊下を挟んだ対面の壁に給湯とインターホンを並べることにしました。